横断旗2012/05/30 12:17

うちの近所の通学路に新たに設置された横断旗。
今でもこんなのあるんだなあと思った。
まだ新品でピカピカだけど、ぼろぼろになって誰も使わなくなるのは時間の問題ですよねえ。
まあいいけどさ。
とか思いつつ横断歩道を渡った向こう側を見ると、やはり同じように設置された箱にほぼ同量の旗が入っている。

旗を設置した人、なめられてますぜ。
時間は昼時だから子どもたちは皆学校だから旗はみんな向こう側に行っているはずでしょう?
今時の小学生、この旗、使ってくれてないみたいですぜ。かわいくねえですぜ。


コメント

_ 平原 ― 2012/06/03 19:09

平原です。この横断旗について、その後も観察を続けました。

だいたい私が現場を見るのは正午頃なので、小学生が普通に利用しているならば旗は学校側に集まっているはずです。
しかし、日に日に学校と反対側の旗が増えていることがわかりました。

つまり、登校時には使わず、下校時に少数の児童が使っていると言えるでしょう。

考えてみればこれは当然のことでした。

当地では小学生は朝は地区ごとに登校班を組織して登校するシステムです。
上級生の一人が班長となり、班長は黄色い旗(木の柄の立派なやつ)を持ち歩いています。
それで、道路を渡るときは横一列に並んで班長の合図で一斉に渡ります。

そういうわけで、設置されている横断旗などは出る幕がないということです。

一方、下校時はバラバラです。
道草を食いながらチンタラ歩いてるガキなんかは旗をおもちゃ代わりに利用するでしょう。
でもそういうガキは意外に少数で、まあ1日に2~3人止まりなものと思われます。

こうして少しずつ旗は下校側にたまるのですが、ある程度たまったところで大人か、あるいは気のきく子どもたち自身が旗を均等に分けて両側に入れ直しているのではないか。
私が両側にほぼ同量の旗が入っているのを見たのは、このタイミングだったのに違いない。

これが私の考察です。

なにしろ田舎なもんで、この道路を通る車はかなりスピードを出しているので、横断が危険かと問われれば、本気で危険です。
けれど、交通量的、見通し的には危険度が少ないので、旗の束を持って道路を行ったり来たりする小学生がいても少しもおかしくはないわけです。

まあつまるところ、旗の必要性は疑われるのです。


追記、
今日は、幼稚園入園程度と思われる幼児がこの旗に走り寄り、うれしそうに旗を手にした光景を目撃しました。
この旗の対象年齢、4歳ってとこか?

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。

名前:
メールアドレス:
URL:
コメント:

トラックバック

このエントリのトラックバックURL: http://hiragon.asablo.jp/blog/2012/05/30/6463977/tb

※なお、送られたトラックバックはブログの管理者が確認するまで公開されません。